Attiny13Aの工場出荷時の書き込みエラーを対策
公開日
Attiny13Aは工場出荷時に低速の動作周波数になってる模様です。
この時Arduino IDEにて書き込み装置をUsbaspに設定してプログラムを書き込もうとすると次のようなエラーが表示され書き込みが失敗します。
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avrdude: Device signature = 0x000307 avrdude: Expected signature for ATtiny13 is 1E 90 07 Double check chip, or use -F to override this check. |
メッセージからどうすればよいかわからないので、いつも悩みながら検索して解決方法を模索してました。
さすがに効率が悪いので、忘れないうちに解決方法をメモ。
書き込みできない原因
原因はUsbaspにあるジャンパー3(J3)を開放状態にしたときに低速動作モードに対応できてないため。
このJ3をショートさせてあげれば低速動作モードになり、うまく書き込みができるようになります。
J3を使わなくてもよくする
めんどくさい場合、高速動作モードにしてあげれば、以降J3をショートさせる必要がなくなります。
これはUsbaspおよびAttiny13Aを接続した状態で、Arduino IDEから以下の設定をすればよいです。
- [ツール] – [Clock] から[9.6 MHz]、[4.8 MHz]、[1.2 MHz]のいずれかを選択する。
- [ツール] – [ブートローダを書き込む]を選択する。
これでAttiny13Aが高速動作モードとして書き込まれ、J3をショートしなくても書き込めるようになったはずです。
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