エアコンのいらない家
公開日 更新日 2014/09/22
Amazonのランキングを眺めて、表紙が面白そうだったので本書を読んでみました。
簡単に言うと快適な家づくりの豆知識集
エアコンのいらない家というのは、本書に従って言い換えると、温熱環境を形成する要素のバランスを保たれた家となります。
そして、温熱環境と言うのは単に太陽光や天気が及ぼす課題だけではなく、住んでいる人や電化製品なども含めて、次の要素についての改善が重要らしい。
- 温度
- 湿度
- 気流
- 放射
- ここわかりにくかったけど、ガスコンロとか熱せられたものに手をかざすと熱く感じるあれのことで、壁を設けないと遮ることが出来ないなど厄介らしい。
- 活動量
- 着衣量
本書では、これらの基礎知識の解説から、改善に向けたノウハウがまとめられている感じ。 快適な室内空間を実現するための基本的な考えがほぼ全てという、いわゆる入門書の類であると思います。
本書を参考にしてみる
私はすでに住むべき場所が決まっていて引っ越す予定がありません。 読み終わって、私のような場合にこの本から学んで実生活に活用しよう!と思ったならば、まずやらなければならないポイントは、「気流」の扱いだと思いました。 それは、住居が確定した後から取り組んだとしても、改善するためのマージンが多く残されていることと、アイデア次第でいくらでも改善が可能だという点からです。 ということで温熱環境について、少しずつですがこだわっていきたいと思います。
時間を忘れて一気読み
個人的な感覚で、大抵こういったノウハウ集は眠くなりがちで長期戦になるものなのですが、最後まで一気に読めた。 読み返すと、次のようなポイントがナイスだったと思います。
- 挿絵が豊富で、それらが、クスっとなるような漫画の例え話だった。
- ちょっと難しい表現のところは例を数パターン載せてあってイメージしやすかった。
- 挿絵が多い反面、ページ内の文字数が少なくなったのでスッキリと読みやすかった。
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