JavaScriptプログラマのための 実践的TypeScript入門
公開日 更新日 2018/12/22
TypeScriptというキーワードだけ聞いていて、どういうものかさっぱり理解していなかったので、理解を深めるために本書を読んでみました。
TypeScriptについて
TypeScriptについての特長を並べると以下にある感じ。
- Microsoftから提案された
- JavaScriptに替わるブラウザ上で動作するクライアントサイドの言語
- 2014年4月にバージョン1.0がリリースされたばかり
- オープンソースで開発される言語
結局TypeScriptって今はMicrosoft主体の模様
きちんと読んだわけではないのですが、本書では開発環境としてVisual Studioを使った内容で紹介されています。
動作確認には、Microsoftなので当然IEを使っているようです。
TypeScriptのサイトではNode.jsを使った構築方法も紹介されていますが、まずは開発環境からでしょう。
私は普段EclipseとChromeを使っているため、残念ながら開発環境も動作確認でもすぐに試すことが出来ませんでした・・・。
Eclipseの人はどうすれば・・・
書籍では紹介されてませんが、EclipseユーザもTypeScriptを体験できるプラグインがあるようです。
Googleで検索すると以下がヒットしました。
- TypEcs
- http://typecsdev.com/
- 前提:Java7, Eclipse 4.3, Node.js
- Eclipse TypeScript Plug-in
- https://github.com/palantir/eclipse-typescript
- 前提:Eclipse 4.3, Node.js
TypeScriptはオープンソースと謳っているので、将来もっと多くのEclipse連携が進むと思いますので、学習するのであれば、もう少しリソースが充実してから始めたほうが無難な気がしました。
そもそも、Eclipseでの開発ってJavaなので、クライアントサイドの開発をするにあたっては、TypeScript以前にまずJavascriptの開発環境も整備しないといけなかったと気が付きました。
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