Raspberry Piでゲームコンソールを自作 (2) ケースを選ぶ

Youtube動画で、自分だけのゲームコンソールを自作する人々を発見。
自分でも作ってみることにしました。

前回Raspberry Pi本体の購入に踏み切りました。
今日は、このRaspberry Piを収納するためのケースについて考えてみました。

先駆者の作品をもっと調査

Youtube動画で事例を調べてみると、調べれば調べるほど、皆さんオリジナリティ溢れる作品を公開していてこだわりを感じることができます。

これらの動画を自分の目指すべき作品の参考にすべきと思いますのでので、手始めに検索にヒットした方の動画を仕分けてみました。
独断と偏見がありますが、大きく分類すると↓のような感じになってます。

一番事例数が多いレトロゲーム機の部品を再利用するケースでは、たいていの場合はケースをそのまま使ってRaspberry Piを組み込むという作り方になっており、やはり無理やりにでも収納するため工作の難易度が要求されます。
しかし市販品で見栄えがよいし中古で安く購入できる場合がある、というところが利点です。

3Dプリンタでケースを自作する方もそれなりにいらっしゃいました。
なんとこの3Dプリンタ用の設計図を公開されていて手間をかけずに完成できそうです。
ただ、私は3Dプリンタを持っていないので初期投資の費用が馬鹿にならずこの選択肢はなさそうです。

事例はほとんどありませんでしたが、Raspberry Pi用のケースや100円ショップで買えるような既製のケースを活用される方もいらっしゃいますが、見劣りするデザインなのでがんばって作るには一押しが足りないかなー。

以上からレトロゲーム機のケースを活用するやり方に挑戦する方向でいきます。

機種を選択しよう

第1回目の最初に見た動画の方など多くの方はゲームボーイのケースを使っているようです。
サイズ的にちょうどよいのかためしに作ってみたら綺麗に収まったということなんでしょうか。

必要な部品を考えてみると、携帯機だとバッテリーをどうにかしないといけないので、1段階難易度が高くなるような気がします。
電子工作としては初心者なので、今回はなるべく部品数が少なくなるように考えたほうがよい気がしてきました。

あと、そもそも前回購入したRaspberry Pi 3は、HDMI/USB/LAN/Audioの端子が標準装備されたものですので、ゲームボーイに入れた方が使っていたRaspberry Pi Zeroと比べて大きいようです。

というあたりを考えてみると、据え置き型の機種にした方がよさそうです。
早速HARD OFFなどで調査しようとしたところ、ここで重要なことを思い出しました。

ベストサイズだったのでファミレータで決定

10年ぐらい前にどこかのゲームショップで、ファミレータというファミコン互換機を購入してたことを思い出しました。
押入れを探すとケースごとしまってありました。

もう遊ぶこともないし捨ててもいいかなと思ったので、このケースを再利用してみることにします。

ちなみにファミレータはこちらが公式サイトですが2016年7月29日に販売を終了してしまっているようです。
まだ半年ぐらい前の話のためか、Amazon等で探せば入手経路は残っているようです。
とは言え代替部品がないと思ったほうがよいので、失敗しないように作らないといけなさそうです。

この中で使いたいのは本体のケース部分なのでコントローラやアダプタはもう要らないですね。
コントローラは、どちらかというと使いにくかったのでこれは再利用を考えることなく廃棄処分です。

気になるサイズを測ってみると、Raspberry Piの1.5倍ぐらいのサイズですね。
また、奥側が盛り上がっているデザインなので熱がこもりにくい気がします。
そのまま捨てるのももったいないし、サイズは悪くないと思いますので、お試しのノリで組み立ててみたいと思います。

ということで途中まで調査したけど、ケース費用は結局要らなくなりました！
次回は分解して無理やりにでも押し込む方法を考えたいと思います！！